JLPTとの違い(レベル比較)
日本語能力試験(JLPT)との違い
たとえば英語では、実用英語技能検定は1級・2級・・・の段階式の評価方法で、TOEIC®は得点(10〜990点)で評価します。これと同様に日本語能力試験(JLPT)はN1・N2・・・の段階評価ですが、JPTは得点の無段階評価なので、受験毎に語学力の伸びが測れ、かつ正確な評価を下せます。
また、試験回数は、JLPTが年2回なのに対し、JPTは年12回実施しており、受験機会が豊富です。
JPTとJLPTスコア比較
JPT受験者を対象にしたアンケート調査によると、日本語能力試験(JLPT)N1合格者はN2とN3合格者に比べ、JPTにおいても平均スコアが高いことが分かり、一定の相関関係が認められます。また、N1合格者であっても、JPTスコアは500点から990点まで広く分布していることがわかります。
JPTはスコア評価により、段階評価では表せない能力比較を正確に行うことができます。
JPTは法務省出入国在留管理庁の在留審査でも活用されている試験
JPTは、「日本語教育の参照枠」におけるA1、A2相当以上の日本語能力を有することを証明する試験(※)として活用されています。
※日本語教育機関へ入学するための「日本語教育の参照枠」におけるA1相当以上の日本語能力を証明する試験(315点以上)
※日本語教育機関の告示基準に規定する「日本語教育の参照枠」におけるA2相当以上の日本語能力を証明する試験(370点以上)
JPT | 日本語能力試験(JLPT) |
---|---|
660点以上 | N1 |
525点以上 | N2 |
430点以上 | N3 |
375点以上 | N4 |
315点以上 | N5 |