JPT 日本語能力試験

JPT日本語能力試験とは

得点の目安

JPT試験スコアとスキルの目安です。

スコア 聴解 読解
どのような状況でも、日本語による十分なコミュニケーションが可能である。
880以上 どのような状況でも、日本語による十分なコミュニケーションが可能である。
  • 会話表現の微妙な違いを把握し、正確な意思の伝達と理解ができる。
  • 会議、交渉、電話応対などで、相手の言っていることを正確に理解できる。
  • 対人関係に合わせて、流暢、かつ適切な言語表現ができる。
  • 語彙と会話の内容に正確性がある。
  • 日本語の正確な知識と運用能力がある。
  • ビジネス文書を正確に理解できる。
  • 文法や語彙に精通している。
  • 文法上の誤りがほとんどない。
幅広い場面で、日本語による適切なコミュニケーションが可能である。
740以上 幅広い場面で、日本語による適切なコミュニケーションが可能である。
  • 多くの人々が時事問題について議論するのを聞いて理解し、話し合うことができる。
  • 興味のあるトピックについて、事前に原稿を準備し、複数の人の前で発表することができる。
  • 会議、交渉、電話対応などで、相手の言っていることをおおむね理解し、対応することができる。
  • 一部を除き、語彙や文法の知識は豊富である。
  • 会議のおもな内容を要約することができる。
  • 相反する意見や見解の違いを把握し、理解できる。
限られた範囲の日本語による日常会話が可能である。
610以上 限られた範囲の日本語による日常会話が可能である。
  • 日常会話をおおむね理解できる。
  • 会議や交渉などで内容が複雑になると、理解できない場合がある。
  • 状況に合わせた適切な表現ができない場合がある。
  • 指示や文書を正確に理解できない場合がある。
  • 部分的に、日本語の表現や語彙に未熟なところがある。
  • 文法の知識がやや不足している。
簡単な内容なら対応できるが、正確に表現するには支障がある。
460以上 簡単な内容なら対応できるが、正確に表現するには支障がある。
  • 日常会話において、簡単な内容だけ理解できる。
  • 趣味、家族、天気などの一般的な話題について、簡単な日本語で表現できる。
  • 自分に関連する分野について、簡単な紹介ができる。
  • 簡単な指示や文書を理解できる。
  • 必要な資料を見つけたり、文書を作成したりするのは難しい。
  • より多くの語彙や文法、漢字を学ぶ必要がある。
基本的な挨拶と自己紹介はできるが、コミュニケーション能力は初級段階である。
315以上 基本的な挨拶と自己紹介はできるが、コミュニケーション能力は初級段階である。
  • 趣味や家族などの簡単な話題について、相手がゆっくり話してくれたら理解できる。
  • 会う時や別れる時に、基本的な挨拶ができる。
  • 自分の日常生活について、簡単に話すことができる。
  • 基本的な単語やフレーズのみ認識している。
  • 断片的な日本語の知識しかない。
  • 簡単なメモなどは理解できる。
日本語でのコミュニケーションと読解は
不可能なレベル。
315未満 日本語でのコミュニケーションと読解は不可能なレベル。
  • 日本語でのコミュニケーションと読解は不可能なレベル。

※2020年12月の定期試験で実施した日本語能力調査、およびCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)との相関関係の研究(以下「 2020年調査研究」という)をもとに、基礎レベルのスコアを220点から315点に引き上げました。

JPT日本語能力試験とCEFRについて

在留資格「留学」における日本語能力に関し、
「日本語教育の参照枠」のA2相当以上のレベルであることを証明するための試験として認められています。
JPT370点以上 CEFRA2相当以上
2020年調査研究により、JPT日本語能力試験の370点以上(※1)がCEFRのA2相当以上のレベルに該当するとの結果を得ています。
(※1)370点=A2レベル群の下限250点と上限490点との中間点

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